4月24日 和の香の魅力〜香席体験

4月2回目の御稽古は、香道の魅力に触れた90分間。御家流師範 小畑洋子先生にお越しいただきまして、四谷三丁目のお寺「長善寺」にて開催いたしました。

 

香道は、香木を使用して行う聞香遊び(香り当てゲーム)です。もともと香木は、仏事使用として日本に伝来し、室町時代東山文化において「香道」という形で成立してから、本格的に使用されるようになりました。それ以前は、練香を使用するのが一般的だったそうです。

 

香道は、茶道と同じようにルールがあらかじめ決まっていますから、お香席に参加された方は、そのルールを皆で共有し、一席を楽しむのです。お部屋の広さにもよりますが、お香席は1席10名程度で参加するのが丁度良いそうです。偶然ですが、今回は10名の皆様にご参加いただきました。

今回の組香は、「源氏香」を楽しみました。管理人をしている私は、お香席は何度か入らせていただいていたのですが、一番有名なこの「源氏香」は、難しいという印象がありましたので、初心者のお席ではなかなか体験することがなく、初めて今回、小畑先生から教えていただきました。

 

源氏香の模様は有名ですので、皆様もどこかしらで目にしたことがあるかと思います。源氏の巻の名前にあてはめて、源氏香の図という模様が53種類あります。

 

源氏香の図は、縦5本の線を基本として構成されています。各線の示す香りは、右から第1香、第2香、…、第5香の順と決まっているのです。源氏香において、5つの香りを聞いた後、同香だと思ったものの頭を横線でつなぐことで源氏香の図が表現されます。

 

たとえば、2番目の香と5番目の香が同じで、他は全て異なる香であると思ったら、藤袴になるわけで、これを答えとして各自「手記録紙」に記入するのです。

「源氏香」は試し香が廻って来ず、いきなり本番となります。本香が5回廻ってきて、中でどれとどれが同じなのか、違うのか当てるのですが、これがかなり難しい。先生もおっしゃっていましたが、答えは十人十色、ばらばらという事もめずらしくないそうです。そんな中、10名中3名の方が大正解。今回の答えは、「若紫」でした。

 

各自の答えは、「執筆」という役割の方が「記録紙」に記載し、参加者の皆さんに披露されます。そして、最高得点者に贈呈されます。なかなかいただくことができない「記録紙」なので、いただいた「記録紙」を額装される方もいるそうですよ。

 

今回は、会場提供してくださった、長善寺のご住職が最高得点者となりました。やはり、お香に毎日ふれられているから、なのでしょうか。

あっという間の1時間30分。ご参加者の方々と雅な時間を過ごしました。本日、ご指導いただきました小畑洋子先生、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

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