4月10日 和の香の魅力

第一回目の記念すべき御稽古をArt Complex Center の地下ホールにて行いました。テーマは、和の香ということで、ミニレクチャーと「春の匂い袋」製作ワークショップを行いました。講師は、薫物屋香楽の香司 畑井田尚美先生。

 

今回は春を意識した天然の香原料で作る匂い袋。和雑貨のお店などに行くと「匂い袋」はよくみかけますが、大抵が合成香料です。でも、今回はALL天然で製作するので、アロマテラピーなどと同じで、健康効果も期待できるそうです。

 

もともとお香は、清めの意味を持っており、仏事に使用していましたが、奈良時代 鑑真和上がお香を調合する技術を持って日本に渡来して以来、お香をブレンドして楽しむ文化が生まれたそうです。平安貴族は、家々の香りを作って楽しんでいたとか。雅ですね。

 

お香をブレンドするときに、メインの香りとして使用するのが、白檀(びゃくだん)です。白檀も産地により、いろいろな種類があるそうですが、今回はインド産の老山(ろうざん)白檀を使用。白檀はアロマのサンダルウッドと同じで、鎮静作用があるため、熱を冷ましたり、気持ちを落ち着けたり、という効能があります。また、お釈迦様が大変好きな香りでもあったそうです。

 

この白檀を調合の半分に使用し、残りの香原料を調合して、自分好みの匂い袋を作っていきます。龍能、丁子、桂皮、などなど。使用する香原料は参加者の皆さん全員同じなのですが、入れる分量により、微妙にできあがりの香も変わってきます。

調合が終わった後は、めいめい好きな袋を選んで、匂い袋として完成です。完成するまでは、先生に、香りを試し聞きしていただいて調整したり、参加者同志で出来上がりを確認しあったり、と、和気あいあいと楽しみながらのワークショップ。あっという間の2時間でした。

 

仏事のお線香としては、なじみのあるお香ですが、それだけではもったいない。是非、着物を着られたときにでも、さりげなく袂にしのばせて、雅な女性としてワンラックアップした香のお洒落を楽しんでみては、いかがでしょうか。

 

講師の畑井田先生、ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

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